2005年10月10日〜10月29日
幻 影 城
御来場ありがとうございました
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幻影城
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今回で二回目となる人形展『真夜中のミュージアムU』
その会場として新しく加わった『幻影城』は、
ミステリ好きのオーナーが、江戸川乱歩の作品をイメージして
設計したお店とあり、大正期の洋館といった和洋折衷の店内は、
アンティークなインテリアを備えたロフト部屋があるなど
不思議な雰囲気に包まれています。
今回はオーナーのたっての希望により、
乱歩の短編小説の中で、人形をモチーフとした作品として有名な
『人でなしの恋』をイメージしたビスクドールを制作し、
展示販売しました。
侑
子
(ゆうこ)
オールビスク60cm
青白い肌に長い黒髪、
薄い半眼の目元に真紅の唇
オーナー様のサイトです
人でなしの恋とは?
我が国における推理小説の巨星“江戸川乱歩”の短編小説。
精巧な“生き人形”に魅せられた美青年と
その妻を襲う美しくも凄惨な結末は、
読む者の心に忘れられない余韻を残す。
人形の入った長持(ながもち)
土蔵に隠されている古い錠前がかけられた箱を
アンティークの桐箱+錠前で再現しています。
『ながもち』は和櫃(わびつ)の一種で、
かつて衣類や蒲団、調度品等を入れておいた
長方形をした蓋(ふた)付きの大きな箱です。
両端に金具があり、棹を通して二人で担ぐなど運搬用にも用いられました。
また、花嫁が輿入れする際の必需品でもありました。
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